西營盤街歩き
チェックインを済ませたら、さっそく周辺を散策することにします。海辺にあるサービスアパートからすべて徒歩で坂を登るのは大変なので、地下鉄の構内を通って坂の上にあるC出口から散策スタートです。
地下鉄の構内はとても広くて、サービスアパート最寄りのA2出口からC出口に出るまででも10分ほどかかります。それでも空調がきいていますし、動く歩道もあるので(時間帯によって進行方向が変わります)構内を通るのがオススメです。こちらは、C出口の様子。
香港と言えば世界一長いことで知られるヒルサイド・エスカレーターが有名ですが、坂の多いことで知られる西營盤(サイインプン)にも短いながらもエスカレーターがあります。
私は、今回特にルートを決めずに気になったところを歩いていたので坂を徒歩で下って、また上のほうが気になったらエスカレータで上がってということを繰り返していました。
ここ西營盤(サイインプン)にはイギリス統治時代の建物が点在しています。こちらは西營盤社區綜合大樓(Sai Ying Pun Community Complex)。もともとは精神病院だった建物です。1日目に訪れた際にはウェディング用の写真撮影をしていました。
壁一面に沿って生えているガジュマルの木。
急勾配の坂道に西洋の建物、昔ながらの商店にこじゃれたカフェとそれらが一体となっている様子がとても見ていてわくわくしました。
1922年に建てられた西區社區中心(Western District Community)。もともとは産科医院だった建物です。坂を走る緑のミニバスが可愛らしいです。
こちらのピンクのかわいらしい建物は公共浴場。
1914年に建てられた禮賢會香港堂(Chinese Rhenish Church Hong Kong)。
教会の向かい側には1926年に建てられた英皇書院(King's College)。名門の公立男子校だそうです。
機内で遅めの朝ごはんを食べただけになっていたので、お腹がすいてきました。散策の途中に見つけたワンタン麺のお店に入ってみます。
何にも知らずに入ったお店でしたが、過去にミシュランを獲得したこともある有名なお店のようです。日本の雑誌Hanakoの記事が飾ってありました。
私はえびのワンタン麺と青菜のオイスターソースがけのセットを注文しました。
香港一食目の食事。ぷりぷりのえびワンタンがとってもおいしかったです。
麥明記(Mak Ming Noodles)
住所:西環西營盤皇后大道西309號地下
帰り道、商店街でお買い物をしました。普段旅行に行く時、自分用にお菓子や工芸品などをお土産として買うことはほとんどありません。その代わりに、日本に戻ってからも日常で使えるものを旅の思い出に買うことが多いです。今回は、スニーカーを買いました。靴は旅先でよく買うものの一つです。靴を買うときは必然的に試着が必要になり、店員さんとコミュニケーションが発生するので現地の言葉(今回は中国語)を使う良い練習にもなります。今回買ったスニーカーはとっても歩きやすく、そのままずっと旅の間履いて過ごしました。