明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

明日が楽しみになる日記 <最終回>

このブログをはじめて1年が経ちました。そして、1年という区切りに今回でこのブログを最終回としたいと思います。楽しい1年間を本当にありがとうございました。

ブログを始めた当初の私は、ちょうど台湾から戻って転職活動を始めたばかりのころでした。それから、先の見えない長い転職活動に、業種も職種も新しくなった今の職場でのお仕事にと慣れない日々を頑張る原動力のひとつがブログを書くことだったように思います。自分の気持ちを整理して文字にするという作業はとても楽しいものでした。

ブログを書いている期間に恋もしました。新しい職場で隣の席になった人です。今までの自分だったら恋に落ちなかったような人です。人生で初めて、自分から勇気を出して連絡先を聞いた人が彼でした。数か月間ずっと進展がなく、これでダメだったらあきらめようと思って会ったその夜の別れ際、彼は「付き合ってくれますか」と言いました。

去年は台湾に2回、香港に2回、オーストラリアに1回とハイペースで海外旅行にでかけました。とりわけ、小さな頃に住んでいたオーストラリアへの旅は強く印象に残っています。人生の夏休み期間を使って一か月滞在した台湾では、人生の宝物ともいえる出会いがたくさんありました。これからも変わらずに一人旅やお友達との旅行も続けながら、いつかは彼とも海外に一緒に行けたらいいなと思っています。いつか私の案内で台湾に一緒にいくこと、それが今の夢です。

このブログのタイトル「明日が楽しみになる日記」は、当時心も体も元気のなかった私が、明日を楽しみに過ごせるようになりたいという願いを込めて付けました。環境をがらりと変えた今思うことは、どんなに環境を変えても新しい場所での新しい悩みは尽きないなということです(笑)。でも悲観的にそう思っているわけではありません。どんな場所にいたとしても、新しい課題・悩みは生まれるのです。そう分かった上で、自分が元気にご機嫌で過ごす方法を自分で考えればいいだけだと気づくことができました。旅を通して、素敵な人達と出会って、今までにない価値観を見聞きして、そんなふうに思えるようになりました。

新型コロナウィルスのニュースは、いろんなことを考える良い機会になりました。私の両親は田舎の小さな町で診療所をやっています。先日電話で話したときには、とても忙しい様子でした。田舎の小さな町でこの状況ですから、感染者が多数出ている地域や大都市の医療関係者の方はもっともっと大変だと思います。今回のことで何よりも痛感したのが、当たり前の日々が当たり前でないということです。今私たちができることは冷静に、周囲の人に思いやりを持ちながら、日々を一生懸命に生きるということに尽きると思います。

一日も早く新型コロナウィルスが収束し、またみんなが行きたいときに行きたいところへ行ける日が来ることを願っています。

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今まで本当にありがとうございました!