思い出の写真
クアラルンプールはコンパクトな街です。アンディは主要なスポットを無料バスと徒歩で案内してくれました。どこに行っても英語が通じる点も安心です。
少し時間に余裕があるのなら、足をのばしてプトラモスク(ピンクモスク)に行くのがオススメです。この国には素晴らしいモスクがたくさんあります。ここも是非見ておかなければと思い、一度来たことのあるというお友達に頼んで連れてきてもらいました。
これから行こうかと検討されている方には、TABI JOZUの以下の記事が参考になると思います。
私たちはプトラジャヤ駅からバスではなくタクシーで向かいました。こちらは首相官邸。
お目当てのプトラモスクにやってきました。たくさんの観光客で賑わっています。
貸し出されたローブ姿で見て回っていると、係員のおじさんに呼び止められました。モスクはイスラム教徒にとって極めて神聖な場所です。観光客が、立ち入り禁止のところに入ったり、変なところに登って写真をとったり、ローブがはだけたりして厳しく注意されるのをこれまで見てきました。
旅行にいく際には訪れる国に最大の敬意をはらう。そう決めている私にとって痛恨のミスであります。
ところが、おじさんは意外なことを口にしました。一緒に写真をとろうというのです。「えっ、私とですか。」。狼狽する私をよそに、おじさんは私の横に並び、私の友達がスマホをかまえています。
「ワン、ツー、スリー」、パシャっ。ピンクモスクをバックにおじさんと私のツーショットが完成しました。おじさんと笑顔で挨拶をかわし、その場を後にしました。
プトラモスクは期待を裏切らない素晴らしいモスクでした。息を飲むような美しさです。
撮影したスマホはお友達のスマホです。おじさんの手元に写真はないわけで、さらに言うと私は帰国後も友達に写真を送ってくれとは頼みませんでした。だから、写真を持っているのは友達だけ。
クアラルンプールで撮った思い出の写真です。