明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

台湾のおへそ日月潭への旅3

伊達邵(イーダショ)の埠頭からは、ロープウェイ乗り場に向かいます。ロープウェイは埠頭からも見えますし、途中にところどころに案内も出ているので地図がなくても迷うことなくたどり着きました。こちらはロープウェイ乗り場。
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まだ朝早いので、ほとんど人がいません。並ぶことなくすんなりロープウェイに乗れました。

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初めて上空から日月潭を見下ろします。絵の具でこの景色を描いたらたくさんの種類の青色が必要ですね。f:id:ashitagatanoshimi:20190311164555j:image

次なる目的地は九族文化村。九族文化村とは台湾原住民の文化や歴史を紹介するテーマパークです。事前にTripadviserの口コミを見ていて、ロープウェイだけ乗ってその先の九族文化村は見なかったという書きこみも見ていましたが、私は台湾の原住民について以前から興味があったので是非行こうと決めていました。台湾は九州ほどの面積に多種多様な民族が暮らしています。台湾政府が先住民として認定しているものだけで16に及びます。そして今もその研究が続いています。私の中国語の先生は「どうして原住民の数が次々に増えるんだろねぇ」と笑っていました。先生の子供の頃は、台湾原住民として学校で習った数は今よりずっと少なかったのだとか。

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各民族のおうちを再現した展示。f:id:ashitagatanoshimi:20190321170932j:image

それぞれに様式が異なり、私はどのおうちに住みたいか考えながら巡りました。
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なかなかリアルに生活の様子が再現されています。これは花嫁さんが嫁入り前に泣いている様子。
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いくつかある広場では時間ごとに歌や踊りのショーがあります。ショー以外でも文化村のスタッフはきれいな高音で民謡を歌いながら作業をされていました。
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お昼に原住民のランチセットを頂きました。竹筒にはおこわが入っていて、とっても美味しかったです。

やっぱり見に来て良かったです。

 その日は、再びおじさんの貸切遊覧船で水社埠頭に戻り文武廟などを観光しました。

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日月潭3日目の朝。あっという間に最終日を迎えてしまいました。朝ごはんの前に日月潭に向かいます。この日にもう台北に戻るので、もう一度近くを散策したいと思いました。
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朝焼けには少し遅かったですが、とってもキレイです。

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旅の締めくくりはサイクリングです。一旦チェックアウトをした後、スーツケースを民宿に置かせてもらって帰りのバスまでの時間までの小一時間だけ自転車に乗ることにしました。民宿の隣のレンタサイクルで私でも乗れそうなママチャリをレンタルしました。日月潭ではレンタサイクルのお店が無数にあり、サイクリングロードも整備されているのでオススメです。私はママチャリを借りましたが、本格的なマウンテンバイクや電動自転車、お子さん用の自転車もあるのでご自身に合ったものが見つかると思います。

目的地は向山遊客中心(ビジターセンター)。初日、民宿のオーナーが綺麗だからぜひ行ってみてほしいとおっしゃっていた場所です。
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2011年にできた新しい施設です。日本人建築家の團紀彦さんが建築デザインをされたそうです。

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お天気のいい日に湖の周りでするサイクリング。とても気持ちよかったです。
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ずっとずっと来てみたかった日月潭。最後の最後まで満喫しました。
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おまけ

自転車を返しに行ったレンタサイクルで、お店の人に英語が通じず困っている旅行客がいました。前回の反省を生かして、このときは「手伝いましょうか」と声をかけることができました。

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 「マウンテンバイクある?」と聞かれたので、店員さんに中国語で聞いて彼らの人数分のマウンテンバイクがあること、レンタル料金、一日中時間制限無しで借りられることを説明しました。中国語と英語での通訳は難しかったけど、ちょっとでも役に立てたみたいで嬉しかったです。