【日月潭】Blue Sky Bay B&B
「ラルーに泊まるんでしょ。」
今度の週末には日月潭(リーユエタン)に行くと告げると台湾のお友達は皆、口を揃えて言いました。ラルーとは日月潭にある最高級ホテルのことで、ホテルのブランドに疎い私でももちろん知っています。日本人の旅行客もここを訪れる方は多いので、台湾のお友達も日本人ならラルーに泊まるんだろうと思ったのだと思います。
ただ今回私が泊まるのはラルーではありません。Blue Sky Bay B&B(藍天水灣)という最近はまっている民宿スタイルのお宿です。とっても気持ちの良いステイだったので紹介します。
台中から乗ったバスの終点である水社遊客中心(ビジターセンター)からは徒歩でわずか1-2分の位置にありました。バスを降りるとビジターセンターの案内係が声をかけてきます。「どこに泊まるの?」と聞かれて民宿の名前を見せるとすぐに行き方を教えてくれました。大きなスーツケースを引いていた私にはこの立地はありがたかったです。
私が到着した16時過ぎのロビーの様子。こちらは、朝は朝食会場になります。ちょうどこの時間は、チェックインのお客さんが重なっていたのでオーナーの方に「ちょっと待っててね。」と言われてここに座って待っていました。
フロントと階段。フロントの後ろにはエレベータと、キッチンがあります。
建物全体が船のモチーフになっていて可愛いです。お客さんを部屋に案内し終えたオーナーが戻ってきてチェックインの手続きをしてくれました。
台湾でおもしろいと思うのは、結構な確率で「自転車に乗れる?」と聞かれることです。日本ほどみんなが乗れるというわけではないらしく、「(自動車)免許持ってる?」みたいなトーンで聞かれます。日月潭に来たのならぜひ行ってみてほしいというサイクリングロードを教えてくれました。
日当たり抜群のお部屋。ひとつのフロアにお部屋は吹き抜けをはさんで2つだけなので隣のお部屋がうるさいなどということはありません。私はラッキーにも日月潭側のお部屋がアサインされました。
バルコニー。ラルーのように目の前が湖というわけにはいきませんが十分です。
ほら、見えるでしょ^^。
何よりもこの民宿が素晴らしいのはオーナーのお人柄です。ひとりひとりのお客さんのここでの体験に心を配っていて日月潭での滞在が楽しいものになるようにサポートしてくれます。出かけて戻ってくると「おかえり、どう楽しかった?ご飯たべた?」、朝起きると「よく眠れた?ご飯できてるよー。」と声をかけてくれました。私が大型のホテルよりも民宿に泊まる機会が増えたのはこういう些細なやりとりを嬉しく感じるからです。
チェックアウトの際に「この数日とても楽しい時間を過ごしました。ありがとうございました。」とお礼をいうと「あなたが喜んでくれて私も嬉しいわ。」と言って満面の笑顔で見送ってくれました。
日月潭住宿·藍天水灣民宿(Blue Sky Bay B&B)
住所:
台湾魚池鄉中興路21號
公式サイト: