明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

台湾のおへそ 日月潭への旅2

日月潭で迎える初めての朝です。
着替えを済ませて、朝ごはんを食べに泊まっている民宿の1階に向かいます。オーナーが笑顔で迎えてくれました。「おはよう。ちょっと混んでるから2階にどうぞ。」それを聞いて2階に向かいます。
2階の朝食会場には私だけです。
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確かにチェックインのときに、お客さんが多いときは2階も朝食会場にしているとおっしゃっていました。
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決して品数が多いわけではありませんが、ひとつひとつが本当においしいです。
私は朝に頂く温かい豆乳が大好きです。
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お腹がいっぱいになったら今日は終日、日月潭の見所を巡ります。そのために事前に予約しておいたのが、KKdayの遊覧船1日乗船券です。埠頭の近くにチケット交換の窓口があると書いてあったので向かいました。
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民宿から埠頭までは歩いて3分ほど。とっても便利です。黄緑色が特徴の窓口が見えてきました。
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スマホのバウチャーを見せて無事にチケットに交換できました。9時半の便に乗ることになりました。
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こちらが水社埠頭。お天気もいいです。
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出発まで少し時間があったので埠頭のベンチに腰かけていました。たくさんの観光客がいます。すると、船長のおじさんが話しかけてきました。埠頭にはいろんな会社から遊覧船が出ています。おじさんはどうして私がおじさんの遊覧船の乗客とわかったのでしょうか。
後で分かったのですが、おじさんはチケットブースのお姉さんと無線でやりとりをしていて次の便に何人乗るかなどの情報を聞いているのです。おそらくお姉さんは、日本人女性一名ということをおじさんに伝えていたのだと思います。
おじさんに促されて船に乗り込みます。出発時間になりました。おじさんは無線でやりとりしています。
それから私に向かって「君はラッキーだね。今日は貸し切りだよ。」と言いました。
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おじさんと二人きりのクルーズの始まりです。
遊覧船を貸し切りで乗れたメリットは2つありました。ひとつは船長のおじさんと話しながら移動できたことです。普段は観光のガイダンス音声が流れるそうですが、私が外国人ということもあってガイダンスではなくおじさんが私にも聞き取れるスピードで日月潭の見所や歴史を教えてくれました。私は最初は遠慮して後ろのほうの席に座っていたのですが、一番前の席に移動しました。エンジンの音で声がかきけされないように大きな声で船長に話しかけました。
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2つ目のメリットは直接対岸の伊達邵に向かってもらえたことです。もともとは3箇所(水社-玄光寺-伊達邵)を周遊する遊覧船なのですが、途中の玄光寺には向かわずに直接向かってくれました。私が向かうロープウェイはきっと午後にかけて混んでくると思ったので空いているうちに移動できるのはありがたかったです。
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無事に着きました。帰りの遊覧船乗場の番号を聞いておじさんとは一旦ここでお別れです。

実はこの日私は一つ年を重ねました。ここで迎えたお誕生日を私はおばあさんになっても忘れないと思います。