明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

台湾のおへそ 日月潭への旅1

台湾の日月潭(リーユエタン)という場所をご存知でしょうか。日月潭は台湾中部にある台湾一大きな湖です。英語名はSun Moon Lakeといって、その名のとおり上空から見ると湖がお日様とお月様(三日月)のように見えるのでこの名がつけられました。
お日様とお月様のちょうど交わるあたり、湖の西側は垃魯(ラルー)島という小さな島があります。垃魯島は日月潭周辺に多く住む台湾原住民サオ族の聖地で旅行者の上陸は許されていません。
何年か前にこの神秘的な日月潭の存在を知ってからずっと訪れたいと思っていました。でも、私が台湾に行くときはいつも弾丸の日程。台北を歩き回るだけで時間切れになってしまっていました。
今回は念願かなって初めての日月潭です。

日月潭までは台北から長距離バスで行くこともできますが、私は新幹線(高鉄)とバスで向かいました。事前にKKdayというお得なオプショナルツアーやチケットを扱っているサイトから、新幹線のチケットを予約しておきました。このチケット、外国人なら正規料金の20%オフになるのでとってもオススメです。
www.kkday.com
乗りたい新幹線の時間が決まっていれば、前もって駅で指定席を取ることができます。予め紙に出発の日付、時刻、行き先をメモに書いていくとスムーズです。中国語ができない場合にも、窓口の方は簡単な英語でやりとりをしてくれるので問題ないと思います。私はその日、駅に向かうのが何時になるかはっきりしなかったので、当日乗る直前に駅でチケットに引き換えました。当日の場合は指定席に空きがあれば指定席を取れます。指定席に空きがない場合は自由席に乗ることになります。ただ、台北駅は始発駅ではないものの2つ目の駅なので自由席でも高確率で座れると思います。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308150653j:plain
新幹線で台中まではわずか1時間ほど。無事に乗れた安心感からか、うとうとしてしまいました。窓側に座っていたおじさんが台中で降りる方で良かったです。おじさんが降りるときに声をかけてくれなかったら乗り過ごしていたと思うからです。寝ぼけまなこで「私も降りまぁす」と言いました。
高鉄台中駅からは改札を出た後5番出口に降りて、往復のバスのチケットを買いました。バスで日月潭までは二時間半ほど。この日バスに乗っているのは私も含めて5人くらいととても少なかったです。途中で乗ってくるお客さんもおらず、終点である日月潭駅までスムーズに到着しました。

今回泊まる民宿に荷物を預けたら、早速日月潭にお散歩に向かいます。日月潭が特に美しいのは日が沈むころと明け方と聞いていたからです。
民宿のオーナーに聞いたとおり、4-5分ほど進むと綺麗な遊歩道にでました。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308150455j:plain
日が暮れるまでの1時間くらいだけですが、ゆっくり湖のほとりを歩きました。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308145721j:plain
観光地というと、いつもたくさんの人がつめかけて癒されるはずが却って疲れたなんてこともありますがこの日は平日だったせいか湖のまわりにはほとんど人がいません。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308145504j:plain
少し歩くごとに東屋や見晴らしスポットが現れるので足を止めて日月潭をながめました。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308145549j:plain
とにかく気持ちのよい時間が流れます。
f:id:ashitagatanoshimi:20190308150547j:plain
幸先の良い旅のはじまりです。