明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

越乃 Shu*Kura

あーちゃんから新潟に行こうといわれた日のことを私は鮮明に覚えています。なぜならその日は今年1月、私が台湾に滞在し始めて学校が始まった日だったからです。ちょうど授業が終わって、ランチに向かう途中であーちゃんからチャットが入りました。聞けば、あーちゃんは風邪を引いてお仕事をお休みしているのだとか。ベッドで寝ているしかない暇な状況でたまたま目にした観光列車の動画。聞けば車窓から日本海を眺めながら日本酒が飲める列車だというではないですか。次の一時帰国にはこれに乗りたいというあーちゃんに私はすぐに「OK」と返事をしました。

国内旅行というと私は家族との旅行がほとんどで、あまり今まで行ったことがありません。観光列車に乗るのも初めての経験です。あーちゃんが見た列車は越乃 Shu*Kuraという名前の列車でした。

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翌朝朝7時台の東京発の新幹線に乗るために6時に目覚ましをセットしました。「今日は早く寝ようね」と約束したけど、私たちは電気を消してお布団に潜り込んでからも笑い転げていました。翌朝は東京駅のホームで朝ごはんを買って、まずは上越妙高まで新幹線で移動しました。台風の影響で少しダイヤに変更があったため、上越妙高からの乗り継ぎ時間が短く気を付けるように言われていましたが越乃 Shu*Kuraは乗り継ぎのお客さんが乗り込むまでちゃんと待っていてくれました。

まず電車に乗り込むと乗車記念のプレゼントとしておちょこが手渡されました。私はてっきりこのおちょこを使って日本酒を頂くのかと思ってスタンバイしていたのですが、乗車中にいただく日本酒は別でおちょこが提供されるのでこちらは使いませんでした。
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続いてはウェルカムドリンクということで2種類のお酒を頂きました。もうこの時点で体はぽかぽかです。

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続いて、軽食が提供されます。ひとつひとつが日本酒に合うようにこだわって作られているのが分かり大満足でした。食事中も何度か振る舞い酒が提供されます。
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越乃 Shu*Kuraは終点までにいくつかの駅にとまります。中でも日本海に最も近い駅として知られる「青海川駅」では途中で降りて写真撮影をすることが許されています。係の方が積極的に声をかけてくれたので、私とあーちゃんも写真を撮ってもらいました。
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お天気が良かったらもっともっと綺麗な場所だと思いますが、こんな天気も日本海らしくて私は好きです。
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電車は、こんな感じで海側を見れるようにカウンターになっています。2人で申し込んだ場合はカウンターの席になるようです。それ以上の人数だとボックス席に案内されるのだと言っていました。
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一通り、食事が終わったらラウンジに向かいます。ラウンジでは、時間ごとにバンドの生演奏をしていました。

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 私にとって初めての観光列車は、大満足のものになりました。この日は越後湯沢の温泉に泊まったのでその様子はまた次の記事でご紹介します。