松泉閣 花月
今回の新潟旅行、びゅうトラベルから出ている列車と宿泊がセットになっているパッケージツアーを申し込んでいました。泊まるお宿は越後湯沢の駅から程近い「松泉閣 花月」というところです。こちらで宿の指定ができるわけではないリーズナブルなパッケージツアー。正直なことをいうと、あんまりお宿に期待はしていなかったのです。今回の旅の目玉はあくまでも越乃 Shu*Kuraで、あとはのんびり温泉に浸かれたらいいなぁくらいに思っていました。
結論から言うといい意味で期待を裏切られる結果となりました。こじんまりしているけど、その分スタッフの方の温かみが感じられるとっても素敵なお宿でした。
まずはチェックイン。エントランス近くのこのエリアで座ってチェックイン手続きをします。
手続きをしているととても感じのよいスタッフがお抹茶を持ってきてくださいました。ここではパッケージツアーの特典として、お米と翌日のランチに街の飲食店で使える優待券をいただきました。
お部屋はお風呂・バス付きの和室としか聞かされていませんでしたが案内されたのは改装されたモダン和室でした。セミダブルサイズの広々としたベッドで夜はぐっすりでした。
こちらはバーラウンジ。朝と夜にはハーブティーとコーヒーが無料で振舞われていました。夜ぐっすり眠れたのは、夜に頂いたハーブティーの効果もあったかも知れません。
チェックイン後、近くをお散歩しました。川端康成の「雪国」の舞台であることも今回初めて知りました。
夜ごはんはお食事どころで頂きますが、完全個室になっているお部屋で頂くことができました。地元新潟の食材がふんだんに使われたお料理の数々。茶碗蒸しにマスカルポーネチーズが入っていたり、キノコ鍋はパクチーとナンプラーで頂くエスニック風だったりひとひねりもふたひねりもあるお料理の数々にとっても感激しました。どれもとってもおいしかったです。
翌朝は前日の雨模様がウソのようにお天気になりました。お宿で荷物を預かってもらって、166人は乗れるという日本最大級という湯沢高原ロープウェイに乗りました。
昨晩私がベッドでごろごろしている間にあーちゃんはちゃんと下調べをしてくれていたようで、1時間のミニトレッキングコースを歩くことにしました。
ふかふかの枯葉の道を進んでいきます。普段運動不足の私も景色を楽しみながら無理なく歩くことができました。これからもっともっと紅葉が色づいて綺麗になりそうです。
あっと言う間の2日間でした。どこを切り取っても最高の時間で、今年の素敵な思い出がまたひとつ増えました。