明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

<番外編> 台湾でタクシーに乗る

今日は番外編として台湾でタクシーに乗るときのあれこれを綴りたいと思います。これから台湾旅行に初めて行く方の参考になれば嬉しいです。

私は台湾に通い始めた最初のころ、移動のほとんどをタクシーで済ませていました。土地勘がありませんでしたし、短い滞在の中で効率よく見どころを回るにはそれが一番いい方法だと信じていました。今はそれは少しもったいなかったなと思います。金額的にということもありますが、私が一番わくわくするのは台北の街を縦横無尽に歩いているときだからです。

そのあと、少しずつ足を運ぶ回数が増えるにつれMRTの安さと便利さに気づいて移動にMRTを取り入れるようになりました。今は、タクシーとMRTを3:7くらいの割合で使っていると思います。

直近の年末台湾旅行でも、スーツケースを持って移動するときはタクシーを何度か使いました。台北市であれば、タクシーが捕まらなくて困ることはまずありません。流しのタクシーを拾うときは日本と同様、手を挙げれば止まってくれます。

安全面についていうと、日本に比べるとどうしても少し劣る印象です。運転が荒いドライバーさんに当たってしまうことがありますし、最近だとLINEでチャットをしながら運転している方も多くドキドキすることがあります。ただ、ぼったくりやわざと遠回りされるようなことはありませんし、女性1人で移動しているという意味で身の危険を感じるようなことも過去にはありませんでした。(ただし、深夜に女性1人の移動は避けるべきです)安全面で私自身が気をつけていることとしては、乗車時に笑顔で元気よく「你好!」とあいさつすることです。具体的に何かの抑止力になっているかは謎ですが、むすっとして一見強面に見えるドライバーさんも挨拶を機にちらっと(鏡越しに)目を合わせてくれてそこからたわいもない世間話が始まることもあります。基本的には話好きの方が多いので、会話のほうに気を引くことができれば運転中にLINEすることも食い止めることができる場合もあります(汗)。

スムーズに行先にたどり着くコツとしては、ガイドブックで行先を見せるのではなく紙に大きな文字で中国語で住所を書いて持ってそれを見せることをお勧めします。外観が特徴的な建物で大きく写真が載っている場合は例外としても、ガイドブックに載っている日本語の地図や小さなフォントで書かれた住所はドライバーさんが理解するのに手間取ることも多いです。私は中国語が話せなかったころは、必ず移動時にメモとペンを持っていくようにしていました。事前にあらかじめ移動先を決めているような場合は出発前に住所を書いて準備していました。最近はできるだけ中国語の練習になるようにと紙で見せるのではなく、口頭で住所を伝えるようにしています。一発で聞き取って貰えたときは心の中でガッツポーズです。

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目的地についたらメーターを確認して代金を払いましょう。現金で払う場合は100台湾ドル単位でよいのでできるだけ細かいお金をもっているとよいと思います。交通カード「悠遊カード」対応のタクシーも増えています。その場合は「悠遊カード」をドライバーさんに見せるか「悠遊カード」と口頭で伝えてください。後部座席にタッチパネル端末が搭載されているタイプのタクシーの場合は「悠遊カード」のアイコンを端末上でタップして、タッチパネル端末の近くにある支払い用の端末にタッチすればお支払い完了です。私はいまだに小銭の細かいやり取りはもたもたしてしまうので、「悠遊カード」対応の場合は積極的に「悠遊カード」での支払いにしています。タクシーを降りるときは、元気に「謝謝。再見。」と言いましょう。

 

おまけ

過去に台湾でタクシーに乗って印象的だったことがあります。お友達と台湾に行ったときにタクシーに乗りました。「空車」表示になっていることを確認して停めたのに、タクシーには既に助手席に女性が乗っていました。タクシーのドライバーさんは当たり前のように私たちを乗せてくれました。車中ではドライバーさんと助手席の女性の会話が続きます。明らかにドライブデートのカップルに、後部座席に乗るお邪魔虫の私たち。お仕事とドライブデートが両立できるなんて素敵な職業です。。。このゆるさが台湾らしくて、今思い出しても笑える出来事です。

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