明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

最後のディナー

「洋食にする?それとも和食にする?」

そう聞かれたら必ず「洋食>^_^<」と答えて生きてきました。食べることが大好きですし、好き嫌いもありません。海外旅行先で日本食レストランにいく人のことを「不思議なことをするものだ」と思ってきました。だから、コペンハーゲンの旅行中にご飯が食べたいと気づいたとき自分でも驚きました。

チボリフードホールで食べたスモーブロー。スモーブローとはデンマークのオープンサンドです。チボリフードホールはいろんなジャンルのレストランが集まるフードコート。中央駅の目の前にあって外からはもちろんのこと、チボリ公園の園内からも入ることができます。

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ケーキみたいにスモーブローが並ぶショーケースから、私はサーモンといくらが乗ったやつを選びました。おしゃれ!

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中央駅で食べたパスタ。コペンハーゲンではオーガニックを売りにしたレストランをよく見かけました。
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まだこのときはコペンハーゲンについて間もなかったこともあって、英語で注文するだけでもドキドキし、通じたことににいちいち感動していました。ボロネーゼ、カルボナーラ、ブロッコリーと発音の難易度が高いメニューが並ぶなか、私が選んだのはタイガーシュリンプ。食べたいものを食べるのではなく、発音が通じそうなのを選んでしまうのは私の旅行あるあるです。f:id:ashitagatanoshimi:20190301144051j:image

こんな生活を続けること数日。ひとつひとつのお料理は美味しいのですが、小麦粉大量摂取であります。さすがに日本食が恋しくなってきました。

コペンハーゲン最後の夜。おしゃれビストロが建ち並ぶなか、私が最後のディナーに選んだのはタイ料理。寒空の下、歩き回って見たお店の中ではいま一番、体が欲しているものと近い気がしました。

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ビュッフェを食べている方が多い中、私はアラカルトのメニューから何品かいただきました。こちらはチキンと野菜のスープ。タイ人の店員さんたちが本当に親切でした。旅先でずっと気を張っていたから余計に「微笑みの国タイ」の接客にほっとしました。

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私が海外旅行に行くのが好きな理由のひとつに、好きなものが増えていくという点があります。旅先で新たに出会う素敵なものはもちろん、自分の身の回りのものの良さにも改めて気づくことができます。それはたとえば水がおいしいことだったり、電車が時間通りにくることだったり、トイレの便座が温かいことだったりします。

私が今回好きだと気づいたものは、「米」。さぁ、日本に帰りましょう。