明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

中国語の先生2

語学を独学でスタートするか、先生について習うかということの議論を良く見ますが私は忙しい方であればあるほど先生について学ぶことをオススメします。特に中国語は発音が難しいということで早い段階でつまずいてしまう方が多いと聞きます。最初のほうで波に乗って学習するために先生の力を借りるのはありだと私は思います。

また、私は恥ずかしながら中国のことをよく知らないまま大人になってしまいました。全く予備知識なしで飛び込んだ出張先の中国。日々出くわすハプニングや価値観の違いに目玉がとびたしそうになったことも少なくありませんでした。そんな時に、話を聞いてもらえる中国語の先生たちがいたことは本当に幸せなことでした。また素敵だなと思える先生たちの存在は私が中国を知り、理解を深めるのに大切な存在でした。

私は出張中は現地で週3回のレッスンを受け、日本にいるときにはいわゆる語学スクールで週2回のレッスンを受けていました。語学スクールは会社から一駅離れた場所にある大手のスクールを選びました。最初の体験レッスンで担当してくれた李先生のレッスンが気に入ってその場ですぐ入会を決めました。それから李先生が中国に帰国するまでの約2年間、先生のレッスンを好んでとりました。李先生は日本に10年以上住んでいるベテランの先生でした。先生は中国人のステレオタイプとは対照的ですごく控えめで恥ずかしがり屋で落ち着いた雰囲気の方でした。

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スクールに通いはじめて間もないころ別の先生のレッスンを予約したところ、鉄仮面のような先生が登場しました。何度も厳しい口調で発音の誤りを指摘されて泣きべそをかいたことがありました。慌てて次週以降の予約を李先生で取り直しました。(ただし発音を初期の段階できちっと押さえておくことはとても大事です。私は自宅でも毎日練習しました。)

いろんなことをゆっくり咀嚼してからでないと進めない私に李先生は「語学の習得方法はひとつじゃないの。あなたはあなたのやり方でいいのよ。」と言いました。f:id:ashitagatanoshimi:20190326213741j:image

出張に行くことのなくなった今は前よりゆっくりのペースでスクールに通い、独学と並行して学習を続けています。ちなみに今の先生はAKBが大好きな男性の楊先生。先生は日本語教師になるべく大学院で専門に学ばれているだけあって、教えることに情熱があって授業の組み立ても上手です。頭がきれてユーモアセンスも抜群なので、私も先生を笑わせたくて頑張る日々です(*^^*)。