中国語を聞き取れるようになるとき
中国語を学び始めてまだ半年くらいの頃、頻繁に出張で中国に行っていました。その頃の私は自分の中国語の上達が遅いことに焦っていました。
日本から出張にいくのは私一人。お仕事は日本語のできるスタッフに力を借りるとしても、通勤や夜ご飯は自分でなんとかしなくてはいけません。
中国語ができる会社の先輩に「中国語全然できるようになりません。わーっと中国語で言われちゃうと頭が真っ白になります。」と泣き言を言いました。効果的な勉強法を教えてくれるか、喝をいれてもらえるかと期待していたと思います。先輩は「コミュニケーションで言葉が占めてる割合って7%だけなんだよ」とだけ言いました。
なんだか目から鱗でした。話し相手をちゃんと見てノンバーバルな情報も全部受け止めたなら、完全に単語が聞き取れなくても相手のいっている意味が分かる。それまで、がちがちになって分からないことに恐怖を感じていた心がとっても軽くなりました。
今も中国語を話すときは先輩の言葉を心に留めています。
おまけ
先日、勇敢にも台北のネイルサロンにいきました。ネイル用語って難しい。さらにネイリストさんは大きなマスクをつけています。先輩ー、大変です。声はくぐもってるし、表情も口の動きもみえませんーー(@_@)。