【香港】まるでタイムスリップ！香港歴史博物館
少し前の記事でタイムスリップしたい衝動にかられていると書いた私ですが、香港でならタイムスリップできる場所を発見しました。今日は、香港で訪れた香港歴史博物館について書きたいと思います。
香港滞在中ホテルのチェックインの時間まで何をしようかなと考えたのですが、この日は時折豪雨になるあいにくのお天気。室内でできることがいいなと思って、香港歴史博物館に行ってみることにしました。
行き方はいろいろあるようでしたが、私は尖沙咀（チムサーチョイ）の駅から地下道で尖東（チムトン）駅に向かいP2出口で地上に出ました。地上に出てからもところどころにサインが出ているので迷わずにたどりつくことができました。
やってきました！香港歴史博物館！！
常設展示「香港故事（THE HONG KONG STORY）」は入場料が無料です。そのため、チケットブースに並ぶ必要はなくそのまま展示の入り口まで向かえば大丈夫です。私は、せっかくならしっかり内容を理解したいなと思ったので音声ガイドをレンタルしたいと思っていました。チケットブースに向かうと、ブースのお姉さんが「展示は無料です」と書いた紙を見せてきたので、「音声ガイドを借りたいです」と伝えました。音声ガイドは10香港ドルです。大きなお札を出したら、「おつりは出せません」と言われたので音声ガイドを借りる予定の方は10香港ドル用意しておいたほうがよさそうです。私はお財布の中をがさごそ探したら10香港ドルが出てきたのでそれでレンタル用のチケットを無事ゲットすることができました。チケットブースではあくまでも音声ガイドのチケットを発行してもらうだけで、実際に音声ガイドの機器は反対側にあるカウンターで貸し出しています。カウンターにチケットを持っていくと北京語で「中国語ですか。」と聞かれたので「日本語をお願いします。」と言いました。ここで簡単に機器の使い方を教えてくれました。
いよいよ、展示を見始めます。フラッシュをたかなければ写真撮影は許可されています。歴史順に展示が進んでいきますが、私はイギリス統治後の町並みを再現した展示に特に心が躍りました。
喫茶店を再現したコーナー。私が子供なら、ここでお店屋さんごっこをしたいところです。
薬屋さん。無数の薬を入れる棚が並びます。
土曜日のお昼ごろに行ったのですが、この日はお客さんも少なく気になったところは何度も行ったり来たりするなどゆっくりと見て回ることができました。
ところどころにいる博物館の職員の人もとても親切で順路を教えてくれたり、電車の展示があるところでは「乗ってみていいのよ」と声をかけてくれたりしました。
展示を見た後のお楽しみは甘いもの、ということで博物館内のカフェ香城茶室に行きました。香港のレトロな茶餐廳が好きな方は絶対に気に入っていただけるはずです。
席を確保したら、入り口近くのカウンターに行って注文します。
店内は鳥かごやブース席など、レトロな内装です。
お会計が済んだら食べ物は席まで運んでくれるので待ちます。
私は香港式ミルクティーとパイナップルパンを注文しました。実は、パイナップルパンを食べるのはこれが初めてです。バターがじゅわっとしみてとってもおいしかったです。
日本の博物館だと再現展示があっても規制線がはられていて遠目から眺めるだけだったり、展示よりも人の行列を見に来たのではないかと思うようなこともありますが、ここは違います。当時の街がすっぽり入っているような大きな空間で、手を触れられる展示も多く本当にタイムスリップしたような感覚でした。またぜひ訪れたいお気に入りの場所になりました。
香港歴史博物館
尖沙咀,漆咸道南100號
