香港グルメ日誌

私には旅をしていて好きな瞬間があります。それは短い滞在の中にも日を追うごとに滞在しているエリアに馴染んでくる感覚があるときです。例えば、初日にはわけもわからず歩いていた道が2日目、3日目になると「あーっ、こことこの道が繋がっているのか」と気づく瞬間です。そして例えば、少し遠出をした日の帰りに滞在エリアの最寄りの駅に戻ってくると「帰ってきたなぁ」とほっとする瞬間です。

観光目的でない旅ではあまり予定は決めずに過ごすことが多いです。今回も香港についた初日はホテルで少し休憩したあと滞在していた上環をゆっくりお散歩して、あとはスターバックスで日記を書いていました。せっかく海外まで行ってもったいないと思われる方もいると思いますが、私にとっては何よりぜいたくな時間の過ごし方です。他には現地の女の子が行くようなお店に行ってみたくてネイルサロンに行ったり、美容院に行ったりすることもあります。

さて今回、食いしん坊の私は初日にお散歩をして気になったお店はその位置をちゃんと頭に入れておきました。今日はその中から、香港に行ったら絶対に外せない私にとってのツートップを食べたお店を紹介します。

まずは、ワンタン麺を食べたくて入ったこちらのお店。スターバックスでせっせと日記を書いていて気がつくと結構遅い時間になってしまいました。でもこのお店は朝7時から夜23時までと営業時間も長いので大丈夫。明るくて綺麗な店内でひとりでも入りやすかったです。

空いている席についたら店員さんがオーダーを取りに来てくれます。

写真つきのメニューもあるので言葉がわからなくても大丈夫です。

お目当てのワンタン麺が来ましたー。プリプリのエビワンタンは期待を裏切らない味で大満足でした。

細蓉記

上環文咸東街129號萬和閣地下2號舖

http://delighted.com.hk/?page_id=2698

続いて、翌日のお昼に頂いたのがお粥です。初日に滞在していたホテル、シタディーンと目と鼻のさきにあります。

私が行ったのはお粥専門店ですが、同じ通りには「生記」から始まる店名の系列店が何軒か連なっています。

メニューは壁に貼ってあるので私は壁ぎわまで行って指さしで注文しました。

私が選んだのは牛肉とお魚のお粥。細切り生姜とネギが小皿で提供されるので、少しずつ加えながら頂きます。これでもかというくらいお魚の身がゴロゴロ入っていて最高においしかったです。

お魚も私が頼んだのははらみの部位でしたが、アラの部位が入ったお粥を選ぶこともできます。相席で同じテーブルに座っていたおばあさんは魚のアラが入ったお粥を食べていてそちらも美味しそうでした。12時30分までにお会計を済ませる、もしくは14：30以降に入店すると3香港ドル分の割引をうけられるのでこの時間帯にいくのがオススメです。

生記粥品專家

上環畢街7-9號地下