明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

ドキドキのトランジット

今日はブリスベンからの帰国便のことについて書いてみようと思います。

9月の連休を利用した今回の弾丸旅。ポイントは会社を休むことなく行ってこれるという点でした。金曜日の退社後そのまま羽田に向かいます。三連休をオーストラリアで過ごし、火曜日の早朝に羽田に降り立ちなに食わぬ顔でそのまま出社する算段です。

行きも帰りも機内泊となるため少しでも体を休められればと今回飛行機はプレミアムエコノミーにしてありました。そこで、気づいたことがあります。シドニーとブリスベンの国内線は行きはエコノミークラス、帰りはビジネスクラスになっていたことです。以前プレミアムエコノミーでニュージーランドを訪れた際も国内線はエコノミークラスだったので嬉しい誤算でした。

せっかくの機会だからとブリスベン国内線ターミナルのラウンジに足を運んでみました。この扉の先にビジネスクラス専用の荷物検査場があります。検査を受けた先にビジネスクラスラウンジがあります。

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国内線のラウンジですが、ドリンクもフードもかなり充実のラインナップです。

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お腹がいっぱいだったことが悔やまれます。

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とっても広々としていて、エリアもダイニング、ビジネス、リラックスと行った感じに別れています。

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フードエリアは込み合っていたので、奥のほうの空いている席で休憩することにしました。

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奥にはこんな本格的なバーカウンターがあります。

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ひとりでぽつねんと座っていたからか、バーカウンターのスタッフが「何か飲まない?」声をかけてくれました。

いろいろワインの説明してくれたのですが、私には違いが分からなかったのでロゼのワインを頼んでみました。

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いよいよ搭乗の時間になり国内線に乗り込みます。乗り込んですぐキャビンクルーが機内食の希望を聞きに来てくれました。フィッシュかサラダかのチョイスだったので私はフィッシュを選びました。

時間も短いのですぐに機内食タイムです。デザートはラミントンでした!最後にまた食べることができて嬉しかったです。お魚のグリルもとろとろでおいしかったです。
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なかなかできないビジネスクラスの旅に心を踊らせていたのもつかの間、機長のアナウンスでシドニー到着が遅くなることが告げられました。正直なところ、この時点で「あぁ、もうだめだ」と思いました。

なぜなら、もともとのトランジットの時間が70分しかなかったからです。シドニーでは国内線ターミナルから国際線ターミナルへバスで移動します。時間帯によってバスの間隔が異なりますが、最大で20分ほどバスを待つ時間が発生します。

国内線を降り立ちバス乗り場に向かいます。バス乗り場の前にはトランジット用のカウンターがあります。スタッフにはトランジットする乗客の情報がちゃんと伝わっていました。「羽田行きのこっこね、搭乗ゲートは何番か分かる?」と、にこやかかつてきぱきと案内してくれました。バスのドライバーにも私を含むブリスベンからの乗客の乗り継ぎ時間がタイトなことを伝えてくれ、予定より早くにバスを出してくれるようにアレンジしてくれました。私にはトランジットカウンターのスタッフが女神様のように見えました。

絶対に間に合わないと思ったトランジットでしたが、走って向かった搭乗ゲートではとっくに搭乗が始まっている列の後ろになんとか続くことができました。

出発前、私はお仕事のことですっかり落ち込んでいました。海外で3日過ごしたからと言って何も悩みがきれいさっぱり消えるわけではありません。でも少し冷静になって、しっかり反省すべきこと、あまり気にやまなくていいこと、正しいと信じるべきことなどを自分なりに整理することができました。懐かしい景色にもらったパワーも少なくありませんでした。

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火曜日の朝のオフィス、「おはようございます!」と元気に挨拶をして私の連休明けの一週間がはじまりました。