明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

機内での過ごし方

今日は機内での過ごし方について書いてみようと思います。みなさんは機内でのお気に入りの過ごし方はありますか。フライトマップを見るのが好きな方、映画を存分に楽しむ方、はたまた免税品のカタログからお買い物をする方など過ごし方は様々ですよね。

まず前提として、私は大の旅行好きで空港も大好きです。かつては旅に行く予定がないのに休日の午後を丸々羽田空港で過ごしたこともあるくらいです。でも、こと機内ということになると狭い空間にじっとしていないといけないことと、お腹がふわっとするような揺れが苦手で正直なところ楽しみは少ないように思います。

飛行機があまり得意でない私にとって機内でぐっすり寝ることは最重要課題となります。ここ最近は前日の睡眠時間を短くして寝不足で挑むようにしています。最近、私はタイに出張しました。往々にして出張の前というのは業務が立て込むもので、私はいい感じの疲労を抱えて飛行機に乗り込みました。案の定、席についたとたん首の骨が折れたのかと思うくらいがくっと首を下げて天に召されていきました。どれくらいの時間が過ぎたでしょうか。よく寝たと思って目を覚ますと、そこは成田空港でした。聞けば滑走路の混雑で小一時間ほど、駐機場で待機していと言うではないですか。寝不足作戦は大失敗に終わりあとはバンコクまでの6時間半、目が冴えたまま過ごすことになってしまいました。

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ところ変わって、先日のオーストラリアからの帰りの便。私はシドニーから羽田の深夜便を利用していました。翌日は羽田空港でシャワーを浴びたらそのまま会社に直行する算段です。お仕事に備えて機内ではできるだけ身体を休めたいと思っていました。でも、眠らなきゃと思えば思うほどドキドキして寝付けません。映画をみるでも、音楽を聴くでもなく、まんじりと時間が過ぎるのを待ちます。ようやく眠たくなってきたのは日本上空に差し掛かったころでした。

誰かに「とんとん」と肩を叩かれて私は目を覚ましました。目を開けると、隣の席に座っていたオーストラリア人のおじさんが私を起こしています。おじさんはブリスベンからの国内線から一緒にトランジットした中の一人でした。素敵な奥様と一緒だったこともあって見覚えはありましたが、もちろん知り合いではありません。「どうしたの?」と聞くと、おじさんは「もう着陸したよ」と言ってきました。飛行機が着陸したのに一向に目を覚ます様子のない私のことが心配になってわざわざ起こしてくれたのでした。電車やバスと違って、飛行機の場合は寝過ごす心配もないですし、着陸してからもシートベルトサインが消えるまでには結構時間がかかる場合もあります。内心寝かせてて欲しかったなという気持ちでしたが、おじさんがあまりにも当たり前の様子で起こしてくるのでなんだかおかしかったです。

これからも無理のない機内での過ごし方を研究していきたいと思います(^-^)。