明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

台湾プチ留学 学校準備編

台湾で通う学校を決めたら、早速授業の申し込みです。私はエージェントなどは通さずに、ホームページのお問い合わせメールに直接連絡してみました。TLI(Taipei Language Institute)には台北市内に2つスクールがありますが、私は中心地に近いルーズベルト校に通うことにしました。メールには、通学を希望していること、台湾での滞在期間や希望のコマ数などを簡単な中国語で記しました。

ほどなくして、学校からはメールで入学案内と申し込み書類が送られてきました。レッスンを予約するには授業料の一部をデポジットとして予め納める必要があるとありました。人生で初めて国際送金をする必要がでてきて、私は慌ててゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトというサービスを申し込みました。

国際送金を終えたら、その控えのコピーと記入済みの申し込み用紙をスキャンし再度学校にメールをしました。この時点で出発の1か月前くらいだったと思います。すぐに学校からは入金の確認連絡とスケジュールを押さえたことを知らせるメールが届きました。私は平日の午前中に50分のマンツーマンレッスンを3コマ受けることにし、午後は予習・復習の時間に充てることにしました。学校の掲示板には生徒が教室を確認できるように一人ずつの時間割が貼られているのですが、1日に6コマ、7コマ受ける生徒さんもたくさんいました。

学校からは授業初日に少し早めに行って手続きすればよいと言われたのですが、私は予習もしたかったので授業開始の2日前にテキストの購入と手続きをさせてもらえるようにお願いしました。台湾に着いたその日の午後、私は予め教務主任の先生と約束していた時間に学校に向かいました。ホームステイ先から思いの外早くついてしまったので、学校の向かい側のカフェで一休みしました。当たり前ですが、コーヒー一杯注文するのも中国語です。今まで日本で勉強してきた中国語の教科書にはオシャレなカフェのメニューなどは出てきません。見慣れない文字列が並ぶメニューに面食らって、店員さんがオススメしてくれたものをそのままお願いしました。

 f:id:ashitagatanoshimi:20190531150615j:plain 

お店を出るとき、店員さんが「味どうだった?」と聞いてくれました。日本では中国語のレッスン以外に会話する機会はありませんでした。これからこんな日々のやりとりも慣れていかなければなりません。期待と不安が入り混じりました。

こちらが私が通うことになるTLIローズベルト校が入っているビルです。学校は3階と4階にわかれています。私は曜日によって3階と4階の教室を行ったり来たりしていました。

f:id:ashitagatanoshimi:20190530170257j:imageスクールのカウンターにいた女性スタッフに「来週から授業を予約しています。今日はテキストを買いにきました。」と中国語で伝えました。たどたどしい中国語だったと思いますが、すぐに理解してくれて席を案内してくれました。教務主任の先生がいらっしゃるまでの間、私の話相手になってくれました。

少し待って現れた教務主任の先生はいかにも仕事ができそうな女性で、レベルチェックをすることを聞かされていた私はぴりりと緊張しました。先生は私と少しの間会話し、レベルと目的を確かめたあとに3冊の簡体字の教材を見せてくれました。私はその中から会話練習がたくさんできると紹介されたTLIが開発したというテキストを選びました。教材が決まったら、デポジット金額を差し引いた残りの授業料と一緒に支払いをしてこれで入学の手続きは完了です。

今日は土曜日。月曜日からは大学生以来の学校生活のはじまりです!