台湾プチ留学 TLIでの学校生活
今回、私が台湾滞在中に通うことにしたのはTLI(Tapei Language Institute）という学校です。プライベートレッスンの場合には、一日に受けるコマ数や時間帯についてもかなり融通をきかせてくれそうな印象でした。一番朝早い時間割は7：30からのものがあるとのことでしたが、私は9：30からを1限目として午前中に３コマ受けることにしました。あまり早い時間帯だと、朝ごはんを用意してくれるホストファミリーに迷惑をかけてしまうと思ったからです。
3コマのレッスンはそれぞれ先生が異なりました。1限目の先生は、日本のTLIでも働いていた経験のある李先生。美人でオシャレでお話上手。日本のことが大好きで日本語もマスターしている先生は私の語学学習のお手本でもありました。李先生に教えてもらった台北市内のオシャレスポットに放課後出かけることも多かったです。
2限目の先生は、同じ李先生という名前ですが経験豊富なベテランの先生でした。私は先生の気取らなくて、ユーモアたっぷりのお人柄がとても大好きでした。一方で発音の指摘は厳しくて何度もやり直しさせられました。人に心を開くのがゆっくりの私ですが、先生にはどんなことも話すことができました。先生からは学校の近くの美味しい甘味処や食堂の情報を教えてもらい、私はせっせと通いました。
3限目の先生は、周先生です。周先生もベテランの先生でとにかく博識です。中国や台湾の歴史、言葉の語源などを丁寧に解説してくれました。先生はとってもチャーミングで、私に台湾の紹介をするという名目でいつも学校にお菓子を持ってきては「みつかっちゃうとまずいから」と言いいながらこっそり渡してくれました。
授業が終わると学校の近くの食堂でお昼を食べて、図書館かカフェで宿題と明日の予習をしていました。
放課後の勉強時間は、図書館かカフェで2時間ほど、ホームステイ先に戻ってさらに2時間ほどという感じで勉強していました。
少し生活のペースがつかめてからは、放課後も勉強するだけではなくて先生に教わった観光スポットに足を運んだり、お買い物を楽しむこともありました。
他のスクールに通ったことがないので比べることはできませんが、私は今回TLIに通うことができて本当に良かったと思います。先生は皆熱心でプロフェッショナルでした。ホームステイ先に馴染めずにいたときも、生活上でのちょっとした困りごとがあったときも先生は親身に聞いてくれました。ホストファミリー以外にいつでも相談できる相手がいることはとても心強かったです。
Taipei Language Institute
