明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

【香港】とろとろお粥 羅富記粥麪專家

私が香港で楽しみにしていることのひとつ。それが、お粥を食べることです。私は昔から無類の中華粥好きで、いままでにいろんな街のいろんなお店で中華粥を試して来ました。でも香港風を謳っていても、香港で食べるような旨味があって濃厚なものには出会うことができず中華粥を食べるためだけに香港に行きたい衝動に駆られることも少なくありません。香港で今までに自分が行ったことのある「外さない」お店も捨てがたいですが、今回は新しいお店にチャレンジしてみることにしました。

滞在していたサービスアパートが12時チェックアウトなので、荷物を持って移動します。今回は珍しく帰国便が深夜発ということで、まだまだ観光を楽しむ時間があります。そこで今回は初めてインタウンチェックインを利用することにしました。香港でインタウンチェックインができるのは、2019年5月時点で2箇所(九龍駅と香港駅)です。私は香港駅でチェックインしました。f:id:ashitagatanoshimi:20190528140014j:image

まずはMRTのセントラルの駅から香港駅に向かいます。2つの駅は建物がつながっているので、In-town Check-inと書かれたサインを目指してぐんぐん進みます。

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こちらが、インタウンチェックインです。ゲートでオクトパスカードをかざして中に進みます。
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今まで何となく時間が取られそうな気がして敬遠していたインタウンチェックイン。荷物はチェックアウト後のホテルで預かってもらうことが多かったです。でも今回使ってみて、どうして今まで使わなかったんだろうと思うほど簡単で便利でした。ここでチェックインをしてしまえば、空港では直接出国ゲートに向かえばよいだけとなりますし、重たい荷物を持って観光をする必要もなくなります。何より空港カウンターほど混むことはないので、時間の短縮になります。

さて、身軽になったところでお昼の目的地「羅富記粥麪專家」を目指します。私は香港駅から徒歩で向かいました。土曜日の13時ころだったと思いますが、一人だったこともあってすぐに案内してもらえました。とは言え、香港ではお決まりの相席スタイルです。
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こちらは、相席の女性がいなくなってから撮影した店内の様子。
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この後も続々とお客さんが来て出る頃には満席になっていました。日本人の方にも人気のお店と聞いていましたが、私が行った際は日本人の方はいなかったと思います。
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私が注文したのが、こちら牛肉のお粥です。とろとろなお粥にぷるぷるな牛肉、とっても美味しかったです。当たり前のことですが、中華粥とひとくちに言ってもお店によってその味はかなり異なります。旅先で自分の理想のお粥やさんを探すのも楽しみのひとつですね。
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このお店、セントラルだけでも3店舗あるようですが私が伺ったのはヒルサイドエスカレーターにほど近い皇后大道中店です。

羅富記粥面專家
住所:中環皇后大道中144號金利商業大廈地下

 
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お腹が満たされたら、エスカレーターに乗って上を目指します。
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何基かのエスカレータを乗り継いだところで、素敵な建物が目に飛び込んで来ました。こちらを散策してみることにします。
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こちらは大館(Tai Kwun)と言って、2018年5月にオープンした香港の新しいランドマークです。敷地内にはイギリス統治時代に警察署、裁判所、監獄として使われていた建物が並んでいます。今はアートギャラリーやカフェなどのおしゃれな商業施設に生まれ変わっています。

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この日はたくさんの観光客で賑わっていました。

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自分が一瞬どこにいるのか分からなくなるような、タイムトリップしたような不思議な空間で、とてもおもしろかったです。