明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

ずっと好きな曲

7月6日土曜日、私は初めて東京の蔵前というところに降り立っていました。蔵前は東京のブルックリンとも呼ばれ、近年注目されているエリアなんだとか。どなたかブルックリンに行ったことのある方がいましたら、感想を聞かせていただきたいです。私がやって来たのはずっと大好きな曲のシンガーのライブがあると知ったからです。

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ライブのことを知ったのは本当に偶然のことです。数日前に久しぶりにその曲が聞きたくなって開いたYoutubeのコメント欄にライブの告知情報が載っていることに気がついたからです。

私の好きな曲は台湾出身のシンガー洪佩瑜(Peiyu)が歌う「踮起腳尖愛」という曲です。どうして久しぶりにその曲が聞きたくなったのかというとこちらの記事を書いたからです。

www.ashitagatanoshimi.com

この曲はドラマ「我可能不會愛你」の挿入歌です。もっとマニアックなことをいうと挿入歌として使われているだけではなく、主人公の女の子(ヨウチン)のケータイの着信音になっていたり、女の子3人で行ったカラオケのシーンで皆で歌っていたりとドラマのキーとなるシーンでちょこちょこ登場するのです。この曲は10年前Peiyuが19歳のときにリリースした曲なんだそうです。ドラマは2011年放送で、もっと言うと私がドラマを知ったのはその数年後のことです。

どこかなつかしくて胸をぎゅっとつかまれるようなメロディーと歌詞の内容もあいまって、私にとってはずっと大好きな曲です。Youtubeのコメント欄に私の気持ちを代弁してくれているようなコメントがありました。

它不是那種會每天聽的歌, 有一次甚至相隔好幾年才又再聽到, 但是每一次,每一次的感動都一樣。

(毎日聞く歌ではないし、何年か間が空いて聞いたりもするんだけど、だけど毎回聞くたびに同じように感動しちゃうんだ。)

ライブは蔵前のNui. HOSTEL & BAR LOUNGEで行われました。倉庫をリノベーションして作られたホステルはなんともおしゃれな空間です。

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日本語、中国語、英語のカバー曲を中心にライブは進んでいきました。ライブに行ってみて私がPeiyuの歌にどうしてこんなに心を奪われるのか、少しわかった気がしました。全く気取ったところのないキャラクターと、くるくる変わる愛らしい表情、ずしんとひびく中低音にどこまでも伸びやかなファルセット。日本語で披露してくれた曲は普段から私が好きな曲ばかりでした。f:id:ashitagatanoshimi:20190706182557j:image

ここはPeiyuが日本に初めて訪れたときに泊まった思い出の地なのだとか。今は日本で活動しているようで、来日して半年になると言っていました。歌と同様3ヶ国語で展開されるライブMCでそのことを話してくれました。この日ほど、中国語と英語を勉強していて良かったと思ったことはありません。

ライブの最後の曲として披露してくれた「踮起腳尖愛」。胸がいっぱいになりました。中国語を早く上達したくて台湾ドラマをかじりつくように観ていた数年前の私に、そんな中で観たドラマの挿入歌が大好きになった数年前の私に、「数年後にあなたPeiyuのライブに行くのよ」と言ったらどんな顔をするのでしょう。そんなことを考えました。

みなさんが時を経てもずっと好きな曲はどんな曲ですか。

Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE

backpackersjapan.co.jp