明日が楽しみになる日記

おっちょこちょい、人見知り、小心者のこっこが好奇心だけで世界を旅します。

アルバイト

転職活動中、私はアルバイトをしていました。元々しばらく無収入になることはわかっていていましたが、それでも目減りしていくだけの通帳を見るのは不安になりましたし、外に出て人と触れ合う機会は意識的に作ったほうがよいだろうと思いました。アルバイトをするのは大学生のとき以来です。たくさんのアルバイト情報の中から自分でもできそう、なおかつ少しでもスキルアップが望めそうなお仕事を探しました。いつ面接のスケジュールが入っても良いようにお仕事は単発(もしくは短期)のものにすることにし、私は3つほどの会社に登録しました。中でも一番楽しんでやっていたのが国際学会のお仕事です。

これは最初、英語ができる人の募集を見て申込んだのですが、アルバイトの面接で中国語もできることをお話ししたら、「中国語圏の先生もたくさんくるから中国語も使えるよ」と言っていただき担当もより語学が活かせる受付業務をさせてもらえることになりました。

中国語と英語を使ってお仕事をしてみたいというのはかねてからの夢でしたが、実際には自分のレベルじゃダメだろうなと尻込みしていました。でも業務範囲の限られたアルバイトなら少しハードルも低いように感じて飛び込むことができました。f:id:ashitagatanoshimi:20190807183953j:image

ドキドキして迎えた当日。文字通り世界中から先生たちが参加されていました。日本語、英語での案内はもちろん、中国語圏から来た先生には簡単な中国語を使って案内することができました。アルバイトとは言え、外国語を使ってお仕事をするという夢が叶って私は幸せでした。もし今、外国語を使ったお仕事に興味はあるけど自信がないなという方がいたらアルバイトやボランティアから始めてみるのも良いと思います。もうひとつやった別のアルバイトでは訪日外国人観光客にアンケートを取るというもので、こちらもいろんな国の人と話すことができました。

加えて私がラッキーだったのは、先ほどの国際学会のお仕事で登録していた会社の社員さんが皆さんいい人だったことです。不慣れなことばかりでたくさん迷惑をかけただろうに本当に良くしてくださって、「また、こっこさんと働きたいな」とまで言ってくださいました。それに一緒にアルバイトに入った方もいい人ばかりで、その中の一人とは連絡先を交換する中になりました。このときできたお友達についてはまたいつか記事にしたいです。

中国語と英語を使えたこと、またお友達ができたこと、これはただアルバイトで少しお小遣いが得られればいいかなと思っていた私にとって嬉しい誤算でした。先がみえず不安な気持ちでいっぱいだった転職活動中、振り返るとどれも必要な経験だったと思えるから不思議です。